信州100stories

木曽漆器

中沢定幸ディレクション

3F 南信

400年余りの歴史を誇る「木曽漆器」。産地である木曽平沢は海抜およそ900メートルの高地で、夏は涼しく冬は寒いという独特な気候が、漆を塗る作業に適していました。その長い歴史の中で、「木曽堆朱(ついしゅ)」、「塗り分け呂色塗(ろいろぬり)」、「木曽春慶(しゅんけい)」などの代表的な技法が生まれ、日本を代表する漆器の名産地として発展しました。漆掻き職人、木地師、塗師と多くの職人の手によって生まれる漆芸は日本が誇る伝統文化です。

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